春の酒宴けらけら俳句笑い出す*****************
前項の続き。
シンポジウム・句会がイベントの「表の顔」とすれば、
懇親会は「裏の顔」。そして「裏」ほど面白いのが
世の常です♪
外気の寒さもあり、室内は暖房が入っていて、
熱気溢れる会場はむんむん。
当然、のども渇いております。
ちょどいい具合に、「飲みたいモード」の高まった
イベント終了後の5時20分すぎ、会場を出て、
スタッフの先導に従って歩くこと約10分。
会場の「オーパスワン 原始焼き酒場 本店」に到着。
http://r.tabelog.com/hokkaido/A0101/A010102/1031364/「原始焼きって何?」「オーパス・ワンってあの高級ワインの?」
といろんな想像を膨らませていましたが、いたって普通の
お洒落な居酒屋さんでした。
シーザーサラダ、ほっけ焼き、さば焼き、お刺身の盛り合わせ、
超デカざんぎ、五目おにぎりなどのコース料理に、飲み放題★
(子供2人分のドリンクバーとイケメン店員さんが
「ちょっと失敗しちゃった」という巻きのソフトクリームは
サービスしてもらいました。どうもありがとうございます!)
掘りごたつのお席3列分が埋まったので、
30人くらい懇親会に参加したのでしょうか。
イベントからの「残留率」の高さを見ても、
皆さんの関心の高さがうかがわれます。
まあ、大体どなたにお話し聞いても
「飲み会がなければ句会なんて楽しくない」
というくらい、酒と俳句はセットではあるようですが(笑)
句を作るだけなら一人でもできるけれど、
それだけじゃつまらないし、寂しい。
純粋に「書く」だけでは
俳句は完成しないのかもしれません。
それを本能的に知っているから、(私を含めて)
皆さんこういう場に集まってきているのでしょう。
近くのお席には、道内の結社に属する方、
道外のメジャーな結社に属する方もいれば、
そうした結社に所属していたけれど辞めた方、
道内俳句界の幹部を務められた経験のある方、
まだ俳句を始められて日の浅いitakスタッフ方など
さまざまな経歴の方がいらっしゃいました。
だいたいこういう場に集まると
「所属結社はどこですか?」とか
「師系は?」などと聞かれるのですが、
そのたびに少し困ってしまいます。
私は結社には所属していないけれど、
同人誌には所属している。
沖縄の岸本マチ子さんによる「WA」と
名古屋の故北川邦陽氏による
「卵の会(後に第二卵の会、3月末で終刊)」がそれ。
大きな組織としては、現代俳句協会にも所属しているが
こちらは帰属意識は薄い。
こうした場面でいつも思い出すのは、
以前、岸本マチ子さんに
「WAは結社ではなく同人誌だから」と
その違いをとても強調されたこと。
さらに、私が最初に俳句の手ほどきを受けたと言える
「橋(現在終刊)」東京句会の世話人でもあり、編集長でもあった
故加藤佳彦氏からも「自分は先生ではない」と言っていたし。
これは「卵の会」の北川邦陽氏もしかり。
「自分は主宰ではなく、あくまで会の代表だ」と
おっしゃり、やっぱり「師」とはちょっと違った
存在なのです。
まあ、そんな戸惑いや「出自」の説明はともかく、
この場では「子連れ俳人」として記憶してもらえれば
それでOK。
超結社、初心者~ベテランまで交じっての会だったので、
かなりざっくばらんなお話を聞くことができて
面白くかつ勉強になりました。
(以下、覆面の会話録の一部)
「人間関係以外、何が理由で結社を辞めるの」
「以前の主宰は良かったけど、今の主宰は合わないから辞めた」
「主宰が変わっていくにつれ、理念もどんどん変わっていき、
自分が入会したときとは随分方向性がズレてきている」
「主宰選びは前主宰の指名や世襲、選挙などさまざまな形がある」
「北海道の俳句界は停滞していて、既存の結社組織からは
何も生まれる可能性がない」
「東京=中央という概念とは別に、マスメディア(ネットを含む)という
別の仮想中央が生まれている」
……などなど、これからの俳句界というか、
個人と俳句との関わり方、俳句という「座」のあり方、
俳句作品を誰にどう伝えて世に問うていくのかについて
示唆に富む発言がたくさんありました。
もちろん、【itak】の今後への期待とエールも。
俳句集団と冠されているけれど、
これは「組織」ではなく「場」である。
(もちろん、運営スタッフという実務的な組織は必要ですが)
そんな印象を受けました。
そして、自由な出入り可能な感じが、私の体質には
しっくりきました。
俳句を純粋に愛する人、知らない人とも「俳句」を通じてつながりたい人、
「遊び感覚」で俳句に入門したい人、「俳句」はそこそこで楽しく飲みたい人…
どんな人が来ても受け入れてくれるキャパシティのある
そんな「場」としてスタートした【itak】にまずは拍手。
ビール3杯に梅酒ロック1杯でほろ酔い、
そしてお腹いっぱい食べて、
札幌の街を後にしました。
子供たちも、明るい夜の街にきゃっきゃっ言いながら、
やや興奮気味で、迎えに来た夫の車の中でバタンキュー。
普段の地味(?)な田舎生活の強烈な
アクセントとなった一日でした。
次回は7/14(土)午後より、OYOYOまち×アートセンター
(札幌市中央区南1条西6丁目 第2三谷ビル 6階)にて開催を予定とのこと。
詳しくは、こちらの公式ページでご確認下さい。
↓
http://itakhaiku.blogspot.jp/